驚くべきニュースが入ってきました。

スキャンデックス、北欧食器「イッタラ」の商品供給契約を終了

始まりはこのニュースからでした。

イッタラ GINZA クローズのお知らせ

イッタラの旗艦店として2008年11月にオープンしたイッタラGINZAが7月30日をもって閉店ということに。
(14日からCLOSE SALEがはじまります。)
てっきり他に移転するとか松屋銀座を強化するためなのかな…なんて思ってましたが、もっと大きな話でした。

このニュースを読んでもあまりピンとくる方は少ないと思いますが、つまりはこういうことです。

現在、日本のイッタラ(イッタラSHOP.jp)は、本国のイッタラとは他の会社が運営しています。
それがスキャンデックスさんで、フィンランドのイッタラ本社と日本の販売店の間にたって仕入れや販売をされていたわけです。
ところが今度はそのフィンランドの本社であるフィスカース社が日本に法人(会社)を作って販売をするということになりました。

このニュースの一番大事なところは、ワンクッションが抜ける→いわゆる問屋がなくなるということです。
(問屋と書いたのはイメージを分かりやすくするためで、今で言えば総輸入元)
今までは
イッタラ(生産)→スキャンデックス(問屋・販売)→正規販売店(販売)

だったのが…

イッタラ(生産・販売?)→正規販売店(販売)

となるわけで、今まで何度となく新製品が出る度に予想価格というのを付けていましたが、円安になってからは現地の価格のだいたい1.5倍〜1.8倍の価格をつけていました。
それは、もちろん円安の影響・輸送費というのもありますが問屋であるスキャンデックスさんのマージン(利益分)もあったのではないかと。
マージンというと聞こえが悪いように感じるかもしれませんが、これは輸入から広告・販売とすべてを手がける上での当然の利益です。
間に入る業者が多ければ多いほど価格は上がるものなのでそのワンクッションが抜けて生産しているフィスカース社が販売まで手がければそれだけ安くなるのではないか…というのが今回のニュースの内容からの予想です。

ちょっと前にScopeさんがスキャンデックスさんを通さずに直接フィンランドの本社と取引することになったというニュースがありましたが、今度は日本のお店全部がそうなるということです。

食器の世界では、ジノリやロイヤルコペンハーゲンなどが近年現地法人を作って直接販売に切り替えています。
今回もそれと同じ流れということになります。

この先どんな影響が出てくるかというと…
(ここからはあくまで予想です)

  • イッタラSHOPの刷新
    そのまま引き継げば大きく変わることはないと思いますがお店が一時閉店ということになるかもしれません
    アウトレットモールに入っているアウトレット店も閉店の恐れアリ
  • 価格改定
    そのままという事もあるかもしれませんが、安くなるのでは?と予想
  •  オリジナルアイテムの一時的な減少
    しばらくは日本限定や日本先行などはなくなると思います
    ですがUS限定なども出ているので軌道にのれば出てくるのではという感じです

このニュースの裏にはもう1つの影響があって…
楽天や他モールでの並行輸入などの商品が減るかもしれないということです。

いままで並行輸入品がたくさん買われてきた一番の理由は”価格が安いから”です。
この先定価が下がって並行輸入との差がなくなれば、正規品を買ったほうがいいと思う人が増えてくるかもしれません。
となると、並行輸入が減ってしまうのでは…?という事も考えられます。
並行輸入が減るとそれだけ買う場所(店)が減ってしまうかもしれないのです。
お店が独自に色々な企画(福袋など)をしてくれて楽しく買い物ができていたのでそういう機会が減ってしまうのは寂しいですね。

でも、定価が安くなればもっと手に取る人も増えて今以上にイッタラの知名度が上がるかもしれません。
それはそれで様々な良い効果が。

ここまで色々な予想を書いてきましたが実はもっと気になることもあります。

ARABIAはどうなるの?

イッタラとARABIAは同じように思ってしまいますが、別ブランドです。
ARABIAだけではなくロールストランド、あとハサミでお馴染みのFiskarsもそうですね。
これがニュースには書かれていないので詳細な発表が待たれます。

この先どうなっていくのがとても楽しみです。

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