ARABIAからムーミンの新しいシリーズが出ます。

主にモノクロで描かれたこのシリーズの名前は”True to its origins”
日本語に訳すと”原点よりの真実”という意味ですね。

ムーミンのキャラクターシリーズとはちょっと違った感じをだしているムーミンの物語シリーズは時に愉快な、時にしんみりとした場面をモチーフに作られていますが、今回のシリーズはトーベ・ヤンソンの個人的な内面への感情をテーマに描かれたものだそうです。

ムーミンシリーズ最後の小説”ムーミン谷の11月”と”ムーミンパパ海へ行く”を基に描かれています。
2つの物語は同時進行で、深く絡み合っています。
ムーミン谷の11月の話はムーミンハウスにムーミンの友人たちが集まるところから始まります。
でも、家には誰もいない。
(ムーミン一家はひと足早く家族で海に出かけてしまったため)
色々な問題を抱えてムーミンハウスにやってきた人達は、ムーミン一家の痕跡を求めて家の中を行ったり来たり。
狭い家の中でいがみ合っていた人達も次第に打ち解け、笑い合い、パーティを始め大盛り上がり。
最後に掃除をして解散。
結局ムーミン達には会うことなく帰っていきます。
そんな不思議なお話です。

この話はトーベ・ヤンソンが母を亡くした後に書かれた話で、そこにいるはずの人がいないという”喪失”というものがテーマのものです。

一方、ムーミンパパ海へ行くの話はムーミンパパの突然の「灯台守に(俺は)なる!」という思いつきから海へ来たムーミン一家。
準備もない状態で来たために知識もなく、あらゆる事がうまくいかず、四苦八苦の末の八方塞がり。
パパは海で、ママは台所で奮闘。
ムーミンはパパの無鉄砲さに嫌気がさしのさながら反抗期。
(それでもミィだけはいつもの通り変わりない様子)
まるでホラーサスペンス映画を読んでるような感じで話がすすむわけなのですが、段々とそれぞれの持ち前の性格でその状況を楽しんでいく様子に変わっていきます。
最後には各々の試練を乗り越えバラバラになっていた一家が再び団結。
冬を前に家に帰るというあらすじです。

こちらはそれぞれの内面からの”成長”がテーマになっています。

喪失と成長を2つの物語に分けて書かれたとても深い内容です。
そんなトーベ・ヤンソンの物語にこめた感情を繊細な黒と白で描き、当時のオリジナルの図柄をそのままの雰囲気を残して新しいシリーズに閉じ込めたということです。

シリーズアイテムは全部で5つ。

300mlのマグと…

19cmのプレート。

そしてボウル。
キャラクターシリーズと同じサイズです。

ノスタルジックな感じがしますね。

そしてジャー。
今回は珍しいことにティーポットがでています。

蓋にもちゃんとムーミンが描かれています。

たぶんこのムーミンだと思うのですが…
うーむ。どうしてこれを蓋に…?とおもってしまいました。

裏の模様も素敵。

本国では9月発売開始ということです。

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